デンタルケアを自己流ですが入念に行うようになって、デンタルケアの奥深さを知りました。そこで出会ったのがコンクールシリーズです。コンクールシリーズは「歯医者専売」ということで普通のドラッグストアで見かけることはないかもしれません。
「歯医者専売」というだけで価格が増し増しになっているのではと思いましたが、他社製品とはまったく別次元の成分が含まれていて、ちょっと高めの市販の高級歯磨き粉レベル、1,000円程度なのでこれは絶対に買いです。アマゾンでまとめ買いしちゃいました。
コンクール ジェルコートF
フッ素コート歯みがきジェル 90g 1,100円
フッ化ナトリウム950ppmF(薬用成分)、塩酸クロルヘキシジン(薬用成分)、β―グリチルレチン酸(薬用成分)、ポリリン酸ナトリウム(キレート剤)、キシリトール(甘味料)
泡立たずフッ素配合で虫歯予防
コンクールシリーズのベーシックな歯磨き剤です。発泡剤が入っていないので泡立たないジェルタイプ。粘度があり歯にフッ素が留まりやすくなっているのだとか。
最後に口をゆすがなくても違和感がない味
コンクール ジェルコートF泡立たないこと、爽やかで残らないミント風味なことから、口に溜まったジェルを軽く吐き出しただけで終わりにできます。
フッ素は洗い流さず歯につけたままにするのが理想とされているため、ゆすぐ場合は「ペットボトルのキャップ1杯分」のごく少量の水で1回だけ流す程度にするのが良いそうです。
最初は慣れませんが毎日使うと最後口をゆすがずにそのままでもまったく違和感がなくなるから不思議。
研磨剤不使用
研磨剤も入っていないので歯のエナメル質が剥がれて薄くなる心配かありません。毎日1回10分くらいかけて歯を一本一本磨く私には研磨剤が入っていないことは重要です。
しかし研磨剤がはいっていないことの弊害もあるそうで、それについては下記に続きます。
ジェルコートFで歯が黒くなる?
ジェルコートFの注意点は研磨剤が入っていないため着色汚れが付きやすいことです。
週に数回は研磨剤の入った歯磨き粉で磨いたほうが良いとのことです。
またジェルコートFに含まれている「塩酸クロルヘキシジン」という虫歯予防の消毒剤が着色汚れを誘発することが研究でわかっているそうです。歯の色優先の方はコンクール ジェルコートFはお薦めできません。
とは言え、塩酸クロルヘキシジンは歯肉に付着する歯垢を抑制し虫歯だけでなく歯周病予防に効果的で歯科でも使われている消毒剤です。虫歯、歯肉炎、歯周病を最大限予防するためにとても重要な成分であることは間違いなく、他の歯磨き粉では得られない成分でもあります。
個人的には歯周病で歯が落ちるのが怖いので塩酸クロルヘキシジンでデンタルケアできることのほうが大きなメリットがあると思います。着色汚れはホワイトニング系の歯磨き粉を週に数回使えばまったく問題ないと考えています。そんなことより歯が落ちるほうが嫌です。
コンクール リペリオ
歯肉活性化歯みがき剤 80g 1,320円
OIM加水分解コンキオリン(湿潤剤)、塩化ナトリウム(薬用成分)、酢酸DL-α-トコフェロール(安定剤)、キシリトール(矯味剤)
下がったり弱った歯茎を活性化させる最強歯磨き粉
コンクール リペリオに含まれる「OIM加水分解コンキオリン」が歯茎の線維芽細胞に浸透して活性化、下がった歯茎の回復を促します。
「OIM加水分解コンキオリン」は歯茎の線維芽細胞の活性化と同時に歯茎のコラーゲンとエラスチンも増やすことがわかっていて健康的な歯茎を再生するのに最適な成分です。
ちなみにコンクール リペリオは歯周病が進んでしまった人に対して歯科医師が薦める歯磨き粉の筆頭です。口コミもどこまでリアルかはそれぞれが判断するとしても歯茎の悩みが改善されたという声がかなり多いです。
コンクール リペリオは歯周病がひどい人以外の人でも使うことができるため、歯周病予防のために使用することができます。
歯茎につけて指でマッサージする
コンクール リペリオ公式にはコンクール リペリオで歯磨きをした後、コンクール リペリオを指にとって直接歯茎に塗り込んでマッサージする方法が解説されていました。
歯周病がかなり悪い状態になっている方はこのような使い方も平行して行うのが良いそうです。
泡立たない塩味の歯磨き粉
コンクール リペリオは発泡剤が入っていないジェル状歯磨き粉です。磨いても泡立ちません。
味は塩味で慣れるまでは違和感があると思います。昔塩の入った歯磨き粉「つぶ塩」が売られていましたが、それに近い味わいです。あれもう見かけないですよね。つぶ塩は絶対人気がでるような歯磨き粉の味してなかったでもん。
コンクール リペリオは味はいまいちですが歯周病予防、歯茎ケアに抜群なので味は無視して毎日丁寧に時間をかけて磨くことをオススメします。
リペリオからジェルコートFに移行していく
リペリオを使った歯磨きと歯ぐきマッサージで歯茎の腫れがある程度改善されていったら、それ以降はジェルコートFに移行します。
歯科医で歯全体をキレイにしてもらった上で、現状でどちらの歯磨き粉を使えばよいか聞いたところ、ジェルコートFで良いとのことでした。理由は歯周ポケットまでしっかり磨き上げれば歯周病はかなり予防できるので、フッ素の入っているジェルコートFで磨き上げ、フッ素で虫歯も予防することが大切とのことでした。
一般的に歯周病がひどい方も同じようにリペリオからジェルコートFに移行するようにアドバイスされることが多いようです。若干ジェルコートFのほうが安いので、歯科医でしっかりキレイにしてもらったら日々の自己ケアを頑張っていきたいですね。
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