歯ブラシとデンタルフロスをかける順番、どちらが先か気になったので調べてみました。
結論を言えば、まずデンタルフロスを使って歯間を磨き、その後歯ブラシでブラッシングするのが口腔洗浄としては効率が良いとのことです。なぜフロスが先なのかをシェアします。
米国歯周病学会で発表された報告
臨床試験のデータを基にした米国歯周病学会での報告によると、先にフロスをしてから歯ブラシで磨く順番が、歯全体についている歯垢を最も落とせたとしています。
最初にフロスで歯間の歯垢を掻き出し、その後のブラッシング後に口をゆすぐことで歯間の汚れが落ちやすかったらしいです。
さらに歯磨き前にフロスで歯間をキレイにすると結果的に歯垢の除去率が高まり、またフッ素の定着率も高まったというデータも出ています。
私の歯ブラシ、デンタルフロスの順番
この学会の資料を見る前の私のデンタルケアの順番はこのような感じ。
- 歯磨き粉をつけて歯、歯周ポケットを丁寧に磨く
- デンタルフロスで歯間の歯垢、ゴミを取り除く
- リステリントータルケアで1分以上継続的にブクブク
- デンタルタフトで歯間と歯周ポケットを意識して磨く
この順番、米国歯周病学会の言ってることと同じ感じでちょっと嬉しかった!
フロスで歯間磨きしたあとにリステリントータルケアの液体がしっかり歯間と歯周ポケットに行き渡るかな!?と思ってこの順番で磨いていました。結果的にフロスで取れた歯垢はリステリンで流れ落ちていると解釈しています。
ただ、米国歯周病学会の手順で言えば最初の歯磨きは不要かも。フロスで歯間磨き、汚れを流して歯磨きで仕上げ、これで十分かも。磨きすぎてエナメル質が取れたり歯茎への刺激が加わりすぎるのもよくなさそうですしね。
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