デンタルフロスで出血する原因と対処法

デンタルフロスをしていて出血する部分があるなら、フロスが歯茎に食い込みすぎている場合を除いて、それは歯周病の可能性が非常に高いです。歯周病は歯が抜ける原因です。老化しても歯周病さえなければ歯は抜けないことが多いので、デンタルフロスで出血していたらすぐに対処すべきです。

歯周病で歯茎が腫れて出血しやすい状態になっている

歯周病になると歯茎が腫れて、少し刺激でも出血しやすい状態になります。デンタルフロスの場合は紐が物理的に歯茎にあたりにすくなっているため出血することが珍しくありません。

歯周病が進むと柔らかい歯ブラシが当たるだけでも出血することがあります。

デンタルフロスで出血したら歯周病治療を開始

デンタルフロスを使っていて出血する場合はほぼ確実に歯周病なのですぐに歯医者で治療を開始する必要があります。歯周病を放置していると歯が抜け落ちます。

歯科医で歯石除去

まずは歯石をすべて取り除き歯周病菌を極限までなくすことから始めます。清掃作業は保険の関係上、4~5回に分けて行われます。

清掃内容は歯間の奥までスケーラーという機材を差し込んで、歯茎に隠れている歯の根元、歯根に石のように固まった歯石をガリガリ力技で剥がしていきます。これを「ルートプレーニング」といいます。

デンタルフロスで出血するレベルなので、金属のスケーラーを差し込めば大量に出血しますし、かなり痛いです。しかしこれをしないと歯周病の根本治療にならないので我慢して終わらせます。

歯周病予防の歯磨き粉を使う

ルートプレーニングで歯の根本までしっかり歯石を落としきったら、あとは歯磨きで歯垢を残さないようにして同時に歯茎ケアも毎日継続していきます。

歯磨き粉は歯周病予防用のものを使い、毛先が細い歯ブラシで歯周ポケットの置くまで毎回しっかり磨きます。歯茎ケアの殺菌成分や腫れ防止成分などが入っているので歯茎の状態が安定してくるはずです。

心を入れ替えて歯周病予防を毎食後継続する

二度と歯茎から出血しないようにするには、歯周病予防歯磨き粉を使い毎食後歯磨きをすることと、毎食後デンタルフロスを使って口腔内をリセットする作業を続けることです。

また定期的に歯科医へ通い、歯石除去の清掃メンテナンスを受け続けることも大切で、これを継続していれば歯茎も安定してデンタルフロス程度で出血することはなくなります。

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オシオ この記事を書いた人:オシオ
年に数回ガジェットを持って海外旅行へ行くガジェット系日本人。映像はG9 PRO II、ジンバルはOSMO POCEKT3、ドローンはDJI MAVIC MINI3 PRO使用。
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