東京都台東区浅草にあるすき焼きの老舗「米久 本店」で牛鍋を思う存分頂きました

多くの観光客で賑わう浅草に、リーズナブルに牛鍋を食べることができるお店があり、その名前は米久だ!との話を聞き、名前は知ってるけど食べたことないよなぁと思ったのがキッカケで、急遽浅草にある牛鍋の老舗「米久 本店」で牛鍋を食べることにしました。

お店は浅草九劇からすぐ近く


浅草に何度か訪れている方や、演芸に興味のある方ならお店の場所は浅草九劇の近くといえばピンとくるかもしれません。そうでない方は浅草ひさご通り商店街(屋根があるアーケード形式)を目指すと良いです。その他の目印としては花やしきなどが近くにあります。

ひさご通り商店街を歩いていると、米久と書かれた提灯がたくさん下がっているお店があるので見つけるのは簡単だと思います。

来店の証に太鼓が鳴らされる


この画像の左側にある太鼓ですが、来店して人数を伝えるとドンッ!と鳴らしてくれます。飲食店などである「お客様ご来店でーす」のような感じでしょうか。

席に案内される前に、座敷と椅子テーブルのどちらが良いか聞かれます。今回は椅子テーブルの席を選びました。既に同じ部屋には複数のお客さんがおり、平日なのにやはり繁盛しているんだなと感じました。

座席にはコンロが


席に座るとコンロがあります。このコンロの上に鍋を持ってきてもらって牛鍋を作るというシステム。メニューの牛鍋の欄には「上の牛鍋」と「トクの牛鍋」があります。トクは刺しが多めに入っているとのことでした。椅子テーブルの席はメインの場所ではないので注文する時には何度か呼んでやっと来てもらいました。今回は上の牛鍋を注文。ついでに平日の昼間だというのに瓶ビールも注文しました。

しかし、注文してからしばらく待ってもなかなか運ばれてこない。もちろん牛鍋の方はすぐに出てくると思っていませんが、もしかしてビールも一緒に牛鍋の材料と一緒に持ってきてしまうのでは?と不安になるくらい待ちました。

結局、ビールのほうが先に来たのですが、正直言えば今回座った席は特に見るものもなくただ時間が過ぎていくだけなので、飲み物だけでも先に出してもらいたいと思いました。

牛肉到着!スゴイの一言


ようやく運ばれてきた牛肉たち。牛鍋は野菜とたまごがセットになっています。これで上の牛鍋(スタンダードなもの)ですからトクなんてとんでもない事になるんでしょうね。これは上で良かった気がします。これ以上脂があると結構辛そう・・・。


野菜やしらたき、豆腐は別皿で。上の牛肉もそうですがこれで2人前です。少ないように見え、最初は不安でしたが結局食べてみたら十分お腹いっぱいになりました。

今回は注文しませんでしたが、別注でご飯やお味噌汁もありますよ。

最初は店員さんが牛鍋を作ってくれる


お肉を持ってきてもらった後、店員さんが牛鍋の最初の方まで作ってくれて、その間にその後の作り方や食べ方を教えてもらうという流れ。味の濃さも調整できますので、自分好みの味を楽しむことができます。

肉の色が変わったら完成!いただきまーす!


肉の色が変わったら食べ頃!この頃には豆腐や野菜にもしっかりと味が染み込んでいて見るからに美味しそうです。


もちろん牛鍋についてくるたまごをかき混ぜて、このお皿のたまごに牛肉を絡ませて頂きます。

いやぁ、美味しい。美味しいと感じながら少し噛むとすぐに無くなる。美味しい、不思議。すぐ次を食べたくなる。もちろん野菜も食べますが、こちらも味が染み込んでいて美味しいです。

牛鍋の量は十分だけどご飯は少ない模様

個人的には牛鍋のセットだけで十分お腹いっぱいになりましたが、やはり牛鍋(すき焼き)には白米!という方も多いと思います。先程も書きましたが、白米は別注となります。牛鍋を頼んでみて足りなかったら白米を頼もうと思い、注文時に量を聞いたんですがお茶碗一杯で提供されるそうで、それで320円するなら別にいらないかな、と食べる前から思ってしまいました。

牛鍋が3160円で食べられるのに、お茶碗一杯のご飯が320円という値段設定に驚きました。お味噌汁、お新香も別注ですがそれぞれ320円でした。こう考えると牛鍋、安すぎる気がします。

最後は札を渡してお会計、退店の流れ


入店時に靴を脱ぐのですが、その際に木の札を渡されます。これは下足番のいるお店ならではのシステム。この札を帳場に出すとお会計となります。その際に靴も出してもらえます。

滞在時間は40分程でサクッと食べられる牛鍋で満足

注文後の待ち時間はあったものの、ビールを飲みながら牛鍋を食して40分程。これは別に注文するものがないからだと思います。サクッと食べてサクッと出られる、そんな感じのお店でした。

ご飯類はかなり高めに感じましたが、それは牛鍋のコスパが良いからでしょう。今回はランチで訪れましたが、夜に訪れるならご飯を頼んでも高すぎる、といった印象は少なかったかもしれません。

老舗で雰囲気もあるお店でした。何より長居し辛いメニュー構成は好みが別れると思いますが、その時の状況に合わせてサクッと食べて帰りたい時には是非オススメのお店です。

米久本店の位置情報

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狩矢隆夫 この記事を書いた人:狩矢隆夫
家庭用ゲームが大好きでしたが、完全に熱が冷め、趣味といえば散歩と2時間ドラマくらいに。旅行が好きで、路線図と時刻表を見ながら妄想旅行をすることも。スマホとブラウザで気軽にできるゲームでは遊んでいます。そしてTDR好き。
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