先日シドニーでジンバルに固定したはずが、アルカスイス互換のクイックリリースプレートがしっかりと閉まっていなくて、G9 PROとレンズのノクチクロン42.5mmをつけたままアスファルトに落としてしまいました。
これにより、カメラ本体とレンズをパナソニックの修理に出したので備忘録として残しておきたいと思います。
落としてしまったカメラとレンズの状態について
落下したカメラG9 PROの状態
本体全体に大きな損傷はありませんが、底面のバッテリーカバー部分に大きなキズがついてしまいました。
カメラの機能がどれくらい動かなくなっているかは不明。自分で使っている分には動画も写真も今までと同じように使えていて壊れないもんなんだなぁと感心すらするほどです。
落下したレンズ、ノクチクロンの状態
レンズは幸いにも割れておらず、レンズフィルターがひび割れ、また歪んでしまいました。真円ではないのがわかるでしょうか。
恐らくレンズ自体も円状ではなく、ゆがんでいるのではないかと思います。
ピントは合うしレンズの機能としては問題ないように見えますが、いつか症状が悪化すると怖いので修理に出します。
パナソニックの修理依頼フォームから申し込み
パナソニックの修理サポートの専用電話がありますが、そちらに電話したところ、カメラに関してはインターネットのパナソニックHP内サポートから申し込みをするとのことでした。
ここから飛べますので、もし壊れたりした方は修理依頼はこちらへ。
https://club.panasonic.jp/repair/search_product/
ちなみに、型番を入れて検索するので、カメラとレンズを同時に修理・点検依頼をしたいのですが、別個に申請をする必要があると電話で伺いました。
ネットから修理依頼を出すまで
必要なものは下記の通り。
- 修理する本体(本体記載の製造番号を入力する必要がある)
- パナソニックの会員登録(すると後の住所入力がラク)
- 保証書(保証期間内であれば同梱発送する)
- 購入日が確認できるもの(申込時に入力します)
モノを手元に置いて、修理依頼ページで型番を入力し進みます。現在のモノの状態を入力するページでは製造番号が必要になるので、ここで入力して進みましょう。
修理申請のあとにすること
ネットから修理依頼の申請が終わると、『パナソニック修理サービス受付完了のお知らせ』という確認メールが届きます。
ここには自分が先程入力した内容と『修理受付番号』が記載されています。
このあと、恐らく担当者がこのメールの内容を確認し、『Web修理受付・宅配サービス 修理品の発送の手続きについて』というメールが送られてきます。このメールに商品の送り先住所などが書かれています。
商品を修理に発送する手順
『Web修理受付・宅配サービス 修理品の発送の手続きについて』というメールが届いたら、そこに送信した内容が確認事項として記載されています。
その下に『修理品の送付方法』が記載されています。
本体及び、付属品をお客様自身で梱包し、お近くのコンビニエンスストアまたは宅配便取扱い店から下記窓口宛にお送りください。
※弊社窓口到着時に確認のため、本メールを印刷し必ず同梱ください。
修理品はクロネコヤマトの宅急便をご利用頂き「着払い」でお送りください。
まずはヤマトの着払いで送ればよいことがわかります。着払いで送ることができるのは保証期間内だからかもしれません。
『Web修理受付・宅配サービス 修理品の発送の手続きについて』はプリントアウトして修理依頼の商品に同梱して送ります。
修理にかかる日数
電話では1週間ほどで修理まで完了するとのことでした。たまたま私が電話をした翌々週末にウィーンへ旅行に行く予定が入っており、ここでカメラとレンズを使う必要があるので、その日までに手元に届くのかを確認したところ、修理依頼の申込時に『○日までに必着』と記載すればもし修理が出来なかったとしても返却ができるとのことでした。
ただしその場合は送料だけ請求されるそうです。
修理費用が本体代以上になる可能性はある?
ネットから申し込む前に電話で不明点を聞いておきました。修理費用についてです。もし故障内容によって、本体購入金額よりも高くなってしまう場合はあるのか?ということです。
普通に考えるとあり得ませんが、今回はアメックスプラチナカードに自動でついてくるの物損保険の補償金額内でできるだけ収めたいので聞いてみました。
実際状態を見ないと何とも言えないと明言を避けていましたが、恐らく購入金額を超えるようなことは普通に考えるとあまりないように感じました。
カメラとレンズを修理受付センターへ配送する
カメラの梱包と発送
メールで届いた発送先住所へカメラとレンズを接続したまま発送しました。発泡性の緩衝材シートがたまたまあったのでぐるぐる巻きに4重くらいにして巻きました。
大きめのダンボールにパンフレット冊子の紙をグシャグシャにして敷き詰めて、そこにラッピングしたカメラを置き、周りに紙を詰め込んでダンボールを紙でパンパンにします。これで中でカメラが動くことなく衝撃も受けないようにできました。
蓋を閉める前にクリアファイルに保証書(カメラとレンズ)、修理依頼メールのプリントアウト(カメラとレンズ)を入れて置いておきました。
ダンボールを閉じてファミマでクロネコヤマトの着払いで発送。
修理受付センターへ届いた旨のメールが届く
発送日の翌日午前中に、カメラとレンズが届いた旨のメールが届きました。
カメラにはピークデザインのアンカーやキャプチャーをつけていたのですが、これらに加えて保証書を入れていたクリアファイルまでも『受付した付属品』として追記した形で細かく記載されていました。
当然のことではありますが、しっかりしていますよね。何となく安心できます。
パナソニックの検査結果がメールで届く
パナソニックからカメラとレンズの検査結果が届きました。
レンズの検査結果
まずレンズはまったく問題ないとのこと。ガッツリ落としたのですが、運が良かったです。レンズフィルターが曲がって割れただけで済みました。
本体の検査結果
本体はバッテリーケース部分に傷がついているものの、内部の損傷はなかったようで、外装交換に2万円ほどかかるということでした。さらに返送費用に1,000円ほど。これが実費です。
最終修理依頼を申請するための返信
最後に、修理を依頼するかしないかに丸をつけて返信。今回はアメックスの保険を利用するのと、ブログのネタになると思ったので2万円ちょっとの修理を依頼することにしました。外装の傷だけなので修理しなくても良かったんですけどね。修理不要のレンズはカメラと同梱し修理完了後に発送してもらうことになりました。
修理完了と受取日の確認
メールには『修理依頼メールを返信してから7日でお届け』と書いてありました。ちなみに2週間後にはヨーロッパへ行く予定があったので、それまでに届けてもらうことは可能か、一応確認しました。今のところ問題なくヨーロッパ出発前には手元に届くとの返信をもらいました。
パナソニック修理の費用支払い方法
修理費用の支払い方法は、ヤマトで商品が届いたときに現金支払いとなることでした。また、領収書はヤマトでの支払い時に発行されるとのこと。カードとかだと便利なんですが、仕方ないか。
修理内容と金額の明細書
アメックスの保険を申請する際に必要と思われるので、修理内容と金額の明細書が発行されるのかも問い合わせました。内訳は発行手数料がかかるとのことなので、今回は発行しないで領収書だけ保険用にとっておくことにしました。
修理済みカメラとレンズが返送されてきた
確かにヨーロッパ出発よりも早い段階で修理されたカメラとレンズが届きました。修理費用はヤマトに玄関受け渡しの際に支払いました。
カメラ、レンズ、付属品ともにすべて揃っています。新しい外装に交換しているので当然きれいに整っています。
今回の修理完了の書類などが入っていて、これらも保険金の請求に使います。
アメックスの海外旅行保険に必要書類を郵送する
アメックスの海外旅行保険は損保ジャパン日本興亜が担当しています。損保ジャパン日本興亜へ電話をして保険金請求に関する必要書類を送ってもらいました。
保険金請求のための記入書類と返信用封筒、同封すべき必要書類一覧の説明書が入っていました。
書類の郵送
今回は下記の書類を郵送しました。
- 損保ジャパン日本興亜の記入書類
- 修理完了の書類(修理完了時に同封されていたもの)
- カメラ本体の保証書
- カメラ本体の購入証明領収書(アマゾンの領収書印刷)
- 海外へ行って帰ってきたことを証明する搭乗記録書類
すべてを返信用封筒に入れて土曜日にポスト投函。書類が届いたと思われる、翌火曜日に傷のついた修理前のカメラの写真メールで送信。これで完了です。
記入書類は個人情報と破損時の詳細などを記入しました。
保険の審査がすぐ通った
写真を送った2日後、木曜日にメールが届き、保険金が支払われることと、保証書などの書類を返送する旨のメールが届きました。
3,000円は免責として支払われませんが、2万円ちょっとが数日後に振り込まれるとのこと。保険すごい!!
というわけでカードの付帯保険でも物損事故の対応は便利だなぁと実感しました。免責の3,000円で外装修理以外の内部の損傷チェックなどもしてもらえたと考えると、今回はパナソニックの修理サービスに出してよかったなぁと。
アメプラの対応も損保ジャパン日本興亜の対応も良かったので興味のある方はぜひ入会を。入会特典のボーナスポイントが大量につく紹介ができますので。
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