GoPRO HERO6とジンバルのRIDER Mをバックパックのショルダー部分に固定してマウントする方法で個人的に最終決定版となったのでご紹介します。ピークデザインの器具を使って固定するのですが、この方法はサンフランシスコのピークデザインショップのスタッフも驚いていました。
BINO KITとCAPTUREでRIDER Mを固定する
今回利用するのはサンフランシスコのガジェット系ギアメーカーのピークデザインの器具を2種類使ってGoPROとRIDER Mを固定します。
使用するのは、RIDER Mを固定するためのBINO KIT($29.95)と、
バックパックに取り付けるためのCAPTUREのクリップ部分($49.95)です。このふたつを購入してください。私はCAPTUREはクリップ部分もプレート部分も両方使いたかったのでセット($69.95)を購入しました。最低価格で抑えたい場合はBINO KITとCAPTUREのクリップ部分だけでOKです。
というわけで今回はこのふたつを使ってハンズフリー撮影できるGoPro&ジンバルマウントを構築しまていきます。
BINO KITにRIDER Mを固定する
BINO KITのネジ部分をRIDER Mの底面のネジ穴に入れて固定します。これで終わりです。作業はたったこれだけですが、肝心のジンバルとBINO KITが干渉するかどうか、これが実際店頭で試すまでは不安でした。
これを実際にサンフランシスコのピークデザインショップで試しにつけたところ、BINO KITにRIDER Mがまったく干渉せず、しかもこのようにギリギリの間隔で設置できることがわかり、最初からBINO KITがRIDER Mを取り付けるために設計されたかのような自然な設置具合に驚きました。同時にショップのスタッフも驚いていました。
CAPTUREのクリップ部分にBINO KITを取り付ける
ここからはもうわかりますよね。BINO KITはCAPTUREに固定が可能です。このようにしてCAPTUREのクリップ部分にBINO KITをつければ完成です。
こんな感じです。取り外しもワンタッチなので旅先でホテルについてバックパックを下ろすときなどはすぐにBINO KITとジンバル、GoPROを外して傷つけることはないと思います。
CAPTUREをバックパックに固定し、そこにRIDER Mを乗せたBINO KITをセットすれば完成です。これでGoPROを手に持たずして歩き撮りが可能になります。
4K60Pのジンバル利用歩き撮りが手ぶらでできるようになる
実はピークデザインの器具のひとつにGoPRO用のP.O.V. KIT($29.95)があるので、ジンバルを使わずただマウントするだけならこれとCAPTUREのクリップ部分を接続することで手ぶら撮影が可能でした。しかしP.O.V. KITはGoPROのハウジングと接続するためのもので、ジンバルは乗らなかったのです。
GoPRO HERO6からは手ブレ補正がかなり効くようになりましたが4K60Pでは手ブレ補正が使えなくなるためジンバル必須、バックパックにマウントする際にどうしようかと悩んでいました。
実際にサンフランシスコ旅行の際にピークデザインの店舗に行ってジンバルを固定できる何かがないかと見ていたらたまたまBINO KITを見つけ、その場で試し乗せしてみたらバッチリだったというわけです。これで手ブレを極力抑えた歩き撮りが手ぶらでできるようになりました。
ただし価格が高すぎるのが難点
しかし難点と言えばBINO KITとCAPTUREが税込みで100ドルを超えてしまうところです。本当はいくつかCAPTUREを書いたかったのですがさすがに100ドルという金額にビビって買い増しできませんでした。ただ手ぶらでジンバルを使った歩き撮りをするためだけにこの価格はやはり手が出にくいのではないでしょうか。
実際はクリップ部分をカメラにつけておいて、GoPROとジンバルを装着していないときはカメラをバックパックのキャプチャー本体につけることもできるので、100ドルで2種類の使い方はできるのですが、どちらか一方しか使えないので何とも言えないですね。
ただ海外旅行でスムースな機材の持ち替え、何も持たずに観光しながらジンバルのヌルヌル撮影ができるという点では買いだと思います。
ピークデザイン公式サイトで輸入可能
ピークデザインの公式サイトでも輸入購入可能です。日本で買うのが馬鹿らしくなる安さになるのでお薦め。
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