GoProのミニ三脚としては最も小型のミニ三脚になると思われる中華商品『HQ-SMT』を購入しました。激安ミニ三脚かつ、最小・最短のミニ三脚としてそれなりに多くの人が購入している定番商品だと思います。
私はGoPro HERO7と組み合わせてミニマムな撮影環境を実現しました。グリップを握ると手の上にGoProが乗っている程度の威圧感で、海外旅行で歩き撮りするのに最適です。
ミニ三脚HQ-SMT
とてもシンプルなミニ三脚です。商品名はHQ-SMTというものですが中華製なのでコロコロ変わると思いますし、商品名を出さず販売したり届くかわからない中国から直送する粗悪業者もいるので、国内発送ですぐ届く業者からの購入をお薦めします。
価格は600円前後。まったく同じ商品で数十円~数百円違う販売価格で販売する業者がいますが、商品自体は私が購入したHQ-SMTなのだと思います。
短くて小さいGoPro HERO7に最適のミニ三脚
広げると地上高3cm
ミニ三脚を開くとこのようにかなり広がって安定します。この時点でGoProを設置するネジ部分は高さ3cmのところにあります。これだけ脚が広がるコンパクトデジカメを乗せても安定感がありそうです。
ここまで脚の短いミニ三脚は珍しく、口コミを見ると地上高3cmという低さを求めて購入する方も少なくないようです。
脚の裏に位置する部分には滑り止めのゴムがついています。設置するテーブルなどを傷つけない程度のゴムと思ったほうが良いと思います。
全長8cmのグリップ
閉じて握ると三脚すべてが隠れるくらい短いです。長さは折りたたんだ状態で8cmなので男性が握るとミニ三脚がスッポリと隠れる短いサイズ感。これを望んでいたんです!
こんな感じでマンフロットのミニ三脚の全長よりもGoProとHQ-SMTの総全長のほうがコンパクトなんです。これは凄いですよ。GoProだけで海外旅行に行く人は、GoPro HERO7なら本体だけで防水ですから、超絶ミニマリスト状態。
軽量プラスチック製
HQ-SMTは40gと軽量。材質はプラスチック製で、先程あげたマンフロットの有名ミニ三脚よりも安っぽさがあり、強度は期待できないと思います。GoProのような超軽量アクションカムと接続してグリップとして使うと割り切りましょう。
それにしても40gという軽さは魅力的であり、私のように海外旅行に最小限・最軽量の荷物だけで行きたい人にとってはマストなアイテムだと思います。
GoProにつけてポケットにしまえるサイズ感
GoProにつけたままポケットに突っ込めるサイズ感はすごいですね。GoPro HERO7からはジンバルが不要になるほど手ぶれ補正が安定しているため、GoPro本体とこのミニ三脚だけで歩き撮りが可能です。
使わないときはポケットに一時的に入れてしまえばOK。また撮りたくなったらポケットから取り出して撮影を開始することができます。バッグからの出し入れなど手間がかなり省けますね。
HQ-SMTのデメリット
HQ-SMTはシンプルなミニ三脚ですから自由雲台のような首振り機能がありません。マンフロットのミニ三脚がベストセラーなのは、ミニ三脚だけで首振りができるところですが、さすがに600円の激安ミニ三脚で、サイズがウリのHQ-SMTにそこまで求める人はいないですよね。
もしGoProを乗せて角度をつけた撮影をしたい場合は別途自由雲台をつければ問題ありません。
GoProを持ち歩くためのミニ三脚としてはベストなのではないか
私のHQ-SMTの使用用途としては、海外旅行の観光時に歩いて周辺を撮影する、ということ。三脚としての性能や耐久性・剛性などはおまけ程度で良いので、歩いて撮影しているときの威圧感などが極力排除できれば最高なんです。
というわけでHQ-SMTは私のGoPro撮影スタイルには完璧すぎるスペック。後日追記すると思いますが、ピークデザインのキャプチャーでボディマウントができるように何かしら工夫したいと思います。
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