【温泉旅行】宮城県「うなぎの湯 琢ひで」でとろとろのお湯に加えて食事も大満足

うなぎの湯 琢ひで
トロトロなお湯で有名な宮城県のうなぎの湯。交通の便はあまり良くないものの、最寄り駅の鳴子温泉駅から送迎もあります。ただ、団体客や日帰り入浴も受け付けていますのでタイミングが悪いと混雑している可能性もあります。私が訪れた頃はロビーにてWi-Fiが飛んでいて調べ事に重宝しました。

2017年12月に宮城県の鳴子温泉郷、うなぎの湯琢ひでへ旅行に行きました。うなぎの湯という名前の通り、お湯はとろとろしているとの情報を得ていましたので、東京からそれなりに距離はありますが、変わったお湯を楽しめるということで、楽しみです。

この温泉宿へのアクセス方法 東京から東北新幹線に乗車し、古川駅で下車(約2時間15分)。古川駅より在来線の陸羽東線に乗車し鳴子温泉駅で下車(約45分)。事前申込でこの鳴子温泉駅より無料の乗合送迎あり。今回はこの無料の送迎を利用し、宿へ向かいます。

出発は上野から新幹線で古川まで

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出発は東京ではなく上野です。東京駅は平日休日問わず混雑しているので、お弁当を買うのも一苦労。しかし上野なら混雑しているものの、東京駅と比べればとてもスムーズに移動できるので、毎回上野から乗車しています。

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上野出発の場合は毎回東京江東区亀戸にある、升本お弁当を食べることにしています。今回も例に漏れず升本のお弁当をチョイスして新幹線の中でいただきます。意外に量もあって満足できるお弁当なので、かなりお気に入り。

新幹線で最寄りの鳴子温泉駅まで行くことはできないので、古川で下車し在来線に乗り換えて鳴子温泉駅に向かいます。

今回の宿「うなぎの湯 琢ひで」に到着

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鳴子温泉駅からは送迎車で宿へ向かうことになります。宿泊以外に日帰り入浴も可能なため、宿泊客以外の人とも送迎車に相乗りになります。

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宿に到着すると赤い文字で宿の名前が書かれていて、結構目立ちます。

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ロビーではウェルカム玉こんにゃくをいただきました。味が濃くてそして温かい。外が寒いので余計に美味しく感じました。

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こちら、日本秘湯を守る会に入っています。他の日本秘湯を守る会の宿にもいくつか宿泊していますが、ポイントは貯めていません。期間が決められていることでそれに縛られてしまうのが嫌なので。

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今回宿泊するのは建物3階にある「上のお部屋」。ちなみに3階にはこの客室1室しかありません。完全プライベートフロアとなります。

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エレベーターから直結ですが、3階に行くには専用のキーが必要なので、他の人は入ることができません。もちろん非常階段は内側から施錠できるので、エレベーターが止まってしまう事態になっても安心です。

うなぎの湯という名前に納得の温泉

うなぎの湯は、トロトロとした温泉のお湯で知られています。実際に入ってみると、本当にトロトロしていてビックリしました。過去に伊豆にある観音温泉に入ったことがあります。こちらもトロトロとしたお湯で感動しましたが、うなぎの湯は観音温泉以上のトロトロさ。もうトロトロというよりヌルヌルしているような感じで、いかにもお肌に良さそうな感じ。

こちらの宿では複数お風呂が用意されていますが、入る場所によってその感覚が違うので色々入ってみて好きなお風呂にゆっくり浸かることが出来ます。


源泉:新1号源泉・新2号源泉混合泉、白須5号
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
pH:8.9~9.4
色:透明、もしくはグリーン(冬場などに白く濁る時もあります)
におい:硫黄臭
主な効能:
糖尿病、慢性婦人病、慢性皮膚病、切り傷

「うなぎの湯 琢ひで」で頂いた夕食

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夕食はお食事処にて。席についてもすぐには内容が見えないのは期待を高めてくれます。どんな夕食なのかなぁと色々想像するのも楽しいです。

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黒毛和牛の陶板焼きです。もちろん野菜もついていて、火をつけて自分の好きな加減で食べることが出来ます。少ないように感じますが、結構食べごたえはありました。

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お造り。仙台港から直送の鮮魚とのこと。マグロ、甘エビ等、山にある温泉旅館に来てもお造りは鉄板ですが、鉄板なだけにそれがないと不安になってしまいそうです。こちらもとても美味しくいただきました。

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時間差で天ぷらも出てきます。時間差ということはもちろん温かい状態で提供されます。冷めてしまう前に出てきてすぐに食べないと、せっかく温かいのにもったいないので、温かいうちに食べてしまいます。エビは好きなので大きなエビの天ぷらに大満足。

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実は、ひっつみ鍋という料理もあったんです。ひっつみというのは、こちらの方の郷土料理のようなものだそうです。今回のひっつみ鍋の具材は、つみれや野菜が入っています。ひっつまれたすいとんも入っているのでひっつみ鍋なんですね。

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驚いたのは、うなぎの入った茶碗蒸し。うなぎの湯、だけにうなぎが入っていてなかなかユニーク。うなぎの味は薄いだろうなと思って食べてみると、しっかりとうなぎの味がして、それでいて茶碗蒸しの味もするという、ちゃんとうなぎ入りの茶碗蒸しという名前に負けていない一品でした。

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ご飯は白米ではなく、地鶏山菜炊き込みご飯です。写真では山菜が目立ちますが、しっかりと鶏肉も入っています。それほど味も濃くないので、パクパクと美味しく頂けます。ご飯が出てくるまでで結構な量の料理が出てきていますので、ご飯は少なめでも十分でした。

デザートも出てくるので、お腹いっぱいの状況でもしっかりとデザートを頂いて、部屋に戻り就寝です。

一晩明けると景色が雪化粧していた

就寝時、部屋を暗くすると非常口の明かりが眩しかったのが気になってしまいましたが、ぐっすりと寝ることが出来ました。朝起きてみると、雪化粧した景色が。

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晴れてはいるものの、雪がまばらに降っています。遠くの方の山まで白くなっているのが見えてとても綺麗でした。こういった景色も冬ならではで楽しいですね。

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雪が綺麗、ということでちょっと散策にでかけます。お風呂に行くまでの道に出てみましたが、朝日と雪、そして赤い実がとても綺麗です。足元は若干悪いですが、大雪ではなかったので思う存分雪景色を堪能しました。

「うなぎの湯 琢ひで」の朝食

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こちらが朝食です。安定した食事の内容ですね。お味噌汁は火をつけて温めるタイプで、常に温かいものを飲めるようになっています。

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一番目を引く焼き鯖。着席時は置いていないのですが、着席すると温かい状態の焼き鯖を持ってきてくれるので、冷めていることあありません。ただ鯖ということで骨が多く、慣れていないと食べるのに一苦労するかもしれません。

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豚肉の陶板焼きもあります。前日は牛肉、翌朝は豚肉。贅沢ですね。最初は火がついていないので丁度良い感じになったタイミングで食べられます。出来上がったものが提供されるわけではないのは嬉しいポイントです。

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ちなみに、あれだけおかずがありながら、テーブルの端には納豆と焼き海苔も置いてあります。これで満足しないわけはありません。そんなに量を食べない私は十分すぎるほどです。普段から納豆はご飯にかけないでそのまま食べるタイプなので、ご飯とは別に納豆だけでいただきました。

朝食も量が多く大満足。少食の人はご飯少なめにすれば美味しいおかずを食べられますし、たくさん食べたい人も納豆があるので満足できるはずです。いやぁ、すごい量。

仙台駅のあなご料理店「すが井」にて昼食

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チェックアウトして、駅まで送ってもらって仙台駅へ。ここで昼食を食べてから東京へ向かいます。今回昼食を食べるために入ったお店は「すが井」というお店。こちらはあなご料理が有名なお店。調べて気になっていたあなごの箱めしを目的にやってきました。

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注文してから10分程度でしょうか、お盆に載せられてあなごの箱めしがやってきました。白ごまが振り掛けられていて、もう見るからに美味しそう。このように穴子を食べたのは初めてでしたが、本当に美味しかったです。

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実はお茶碗と出汁も用意されているので、箱めしをしばらく食べたら、お茶碗にご飯と穴子を移して、出汁をかけてお茶漬けにすることもできます。しっかり箱めしのご飯と穴子を残してお茶碗に移動、お茶漬けにしてみました。これも美味しい。二度美味しい穴子の箱めし、かなりオススメです。

平日ということもあり、空いていて殆ど待つこともなく、そして混雑していないのでゆっくりと美味しい穴子の箱めしを堪能できて大満足でした。

鳴子温泉郷 うなぎの湯 琢ひで 個人的総合評価

交通の便は新幹線直通ではないので、良いとは言えませんがまた来たい宿です。温泉宿でしかも日帰り入浴も受け入れているので仕方ないですが、脱衣所や大浴場はもう少し綺麗だと嬉しいです。もちろん、温泉は大変良く料理も美味しかったです。

交通の便:★★★☆☆
宿の清潔さ:★★★★☆
脱衣所の清潔さ:★★☆☆☆
大浴場の清潔さ:★★☆☆☆
温泉:★★★★☆
ご飯:★★★★☆

総合:★★★☆☆(19/30)

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うなぎの湯 琢ひで
トロトロなお湯で有名な宮城県のうなぎの湯。交通の便はあまり良くないものの、最寄り駅の鳴子温泉駅から送迎もあります。ただ、団体客や日帰り入浴も受け付けていますのでタイミングが悪いと混雑している可能性もあります。私が訪れた頃はロビーにてWi-Fiが飛んでいて調べ事に重宝しました。
狩矢隆夫 この記事を書いた人:狩矢隆夫
家庭用ゲームが大好きでしたが、完全に熱が冷め、趣味といえば散歩と2時間ドラマくらいに。旅行が好きで、路線図と時刻表を見ながら妄想旅行をすることも。スマホとブラウザで気軽にできるゲームでは遊んでいます。そしてTDR好き。
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