もうすぐ終了するエリクラを使った感想


2025年8月20日をもってすべての機能が停止するスキマ時間に仕事をしてお金を稼げる「エリクラ」。サービスが終了するということでエリクラを通して仕事をしたときの事を色々残しておいたほうが良いな、と思ったので感想などを書き残しておきます。

ちなみに、登録は2025年5月15日まで、仕事の報告が2025年6月30日までなので迷っている方は今からでもまだ間に合います。あと半年ほどはスキマ時間に稼げるかもしれません。

簡単にエリクラと仕事内容について


簡単にエリクラについて説明します。
エリクラはリクルートが提供しているスキマ時間に簡単な仕事を請け負ってお金を稼げるサービスで、仕事の内容は多岐にわたっていて代表的なものはマンションや駐車場の清掃です。他にも、住宅内の指定された箇所の写真を撮る仕事だったり、夜間に指定された集合住宅の共用部の電球が点灯しているかを点検する仕事もあります。

集合住宅の郵便受けに管理会社からの通知を入れるポスティングや、ガスメーターの検針、電球交換なんて仕事もあります。

エリクラを始めたきっかけ

なにかのテレビ番組で紹介されていたのを見て「なんだか面白そうだなぁ」と思ったのがきっかけでした。ちょっとした空き時間にできるような紹介のされ方だったので、試しにやってみるかという感じで登録してみました。

ちなみに、個人情報の確認ができないと仕事に応募できませんが近所で発生している仕事に関しては見ることができたので本登録前に近所や行動範囲内でどんな仕事が発生しているかは事前に確認していました。

実際にエリクラを使った感想

私はエリクラで電球の点灯チェック、建物の点検、ポスティングを行いましたのでそれぞれの仕事内容と感想を書き残しておきます。

夜間電球チェックの仕事内容と感想


まずは夜間(の指定された時間内)に集合住宅の共用部の電球が点灯しているかを確認しに行く仕事から。

仕事内容は非常に簡単で、指定された集合住宅に立ち入って全ての電球がしっかり点灯しているかを確認するだけ。私が行った物件は3階建てで階段しかありませんでしたが小規模ということもあり、1フロアの電球は容易に確認できました。3フロア分の電球をチェックして異常がなければ外観の写真を撮影して現地での作業が終了します。帰宅して写真を貼り付けて報告をすればお仕事が完了となります。
今回書いた仕事の所要時間は2分で132円でした。

個人的には他の仕事に比べて最も簡単な仕事と感じましたが、夜間なので不審者として通報されてしまうのでは、とか内廊下の物件の場合は物音が響くので神経質になったりして多少の緊張感はあるな、と思いました。
作業中は専用の巡回証を首からさげる必要がありますし、トラブル防止のための対応もマニュアルに書かれています。自分がどの会社から請け負っていて作業をしているかも、作業中に開くアプリですぐに表示できるのであまり不安に思う必要もないのですが...。

比較的簡単に行えるので優先順位は高めに応募しています。

建物の点検に関しての仕事内容と感想


建物の点検は指定された箇所を写真で撮影して異常がないかを報告します。例えば...
「銘板」「建物の外観」「入口周辺」「掲示板」「各階の通路」「各階分の階段」「メーター類」「共用部の照明」「消化器」「駐車場「駐輪場」「ダストボックス」「ダストボックスの中身」「集合ポスト」
などです。物件によって報告箇所は異なっており、20箇所以上必要な場合もあれば、10箇所程度で済むものなど様々です。

先述の通り、報告箇所が多い物件は始めたばかりの頃は結構大変だなと感じました。撮影回数が多いとてんやわんやです。基本的に帰宅後に報告するので撮り忘れがないかな、とかもう一枚だけ余計に撮影しておこう、とか色々考えて作業しているうちにどんどん時間が過ぎていきました。

逆に、慣れてしまえば集合住宅は基本的な構造はあまり変わらないので、入口周辺を確認して撮影、廊下のゴミや不審物がないかを確認して撮影、階段の汚れなどを確認して撮影...といった感じで自分なりの効率化を図ることができたので成長を感じることができました。
ちなみに、報告が必要じゃない場所も異常があれば報告できるので、必要箇所以外で異常を見つけて報告できたときは何故か満足感がありました。

私が行った物件の所要時間は大体10分から15分程度で350円から460円程度の物件が多かったです。

ポスティングに関しての仕事内容と感想


ポスティングは指定されたファイルをコンビニのネットプリントで指定された枚数を印刷して郵便受けに入れていきます。印刷代はこちらが負担し(報酬に含まれている)、指定された物件の写真以外に領収書の写真が必須です。

印刷に関してはコンビニのプリンターに備え付けられているモニタで視覚的に行えるので難儀することはありませんでした。3つ折りにして現地まで行き必要箇所の写真を撮りながら投函すればお仕事完了。報告内容は指定された箇所の写真撮影と気付いた点などをコメントで報告する、といった感じでした。

作業自体は簡単でしたが、仕事が応募完了するまでは概要から部数や対象になる戸数も分からないのは非常に不満がありました。極端な話、50枚印刷して報酬が700円だったら50枚の印刷に500円かかりますから報酬額は200円ということになりかねないからです。更に空室には投函しないのですが、全部屋分印刷する必要があります。空室数は非公開なので現地で「空室あり」の表示を見たときは「今回のロスは何枚だ...」とがっかりしました。

まだサービス終了まで時間がありますので、この点に関しては改善された仕事募集が出ると嬉しいです。

具体的な数字は伏せますが、戸数単価はロス分や印刷代を差し引くと60円くらいでした。

実際にエリクラを使ってみたら案外面白かった

きっかけが「なんだか面白そうだなぁ」というものでしたが実際いろいろ仕事をやってみて「面白い」というのが最終的な感想です。

学生時代にアルバイトをしていて、その後就職していくとすると体験できる職場の数は多くの人が限られてきますが、エリクラでは毎回違う仕事先を選ぶことができますし、気に入れば同じ場所での仕事に応募することもできます。年単位などの長期ではなく1回という超短期(単発)というのも気分転換できているのかな、と感じました。

完全に一人で行う作業しかない(多人数作業は禁止)ので、職場の人への自己紹介はありません。この辺りはコミュニケーションをとるのが得意でない人も気軽に応募できるので良いと思いました。

あと半年ほどエリクラで仕事をすることができますので、フラッと時間が合ったりする案件が出れば応募して続けていきたいと思います。
冒頭にも書きましたが、登録は2025年5月15日までできるので興味を持った方は登録してみては?

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狩矢隆夫 この記事を書いた人:狩矢隆夫
家庭用ゲームが大好きでしたが、完全に熱が冷め、趣味といえば散歩と2時間ドラマくらいに。旅行が好きで、路線図と時刻表を見ながら妄想旅行をすることも。スマホとブラウザで気軽にできるゲームでは遊んでいます。そしてTDR好き。
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