ピークデザインでは既に廃盤となってしまったエブリデイスリングのV1が欲しくなって色々探していたらアメリカの超有名カメラ系通販サイト「B&H」で取り扱いがあったので個人輸入してみました。
配送方法はDHLで、関税や消費税、さらにはDHLによる税金支払代行手数料までかかることがわかり焦りましたが、今回は無税で購入することができました。
B&Hで個人輸入したエブリデイスリング10L V1
2020年3月にV1は最終処分セールが行われ、ピークデザイン公式では在庫がなくなり、世界の各ショップからも在庫処分が行われてV2に入れ替わりました。
2021年9月現在のエブリデイスリング10L V1の状況
- エブリデイスリング10L V1 ジェットブラック
- アメリカ公式 新品定価 $149.95 + 国際送料
- アメリカ公式 最終処分価格 $104.97 + 国際送料
- アメリカ公式、アマゾン、国内通販、国内家電屋で終売
- 中古価格は8,000~12,000円前後
B&Hで購入したエブリデイスリング10L V1
- セール価格で$83.95 + 国際送料$26.42
- 日本円換算9,199円 + 2,895円 = 12,094円
- 税金は後払いを選択(16,666円未満だったため)
送料込みで12,000円ですよ。ピークデザイン公式の最終セール価格よりも安く、さらに国内のメルカリやヤフオクの中古価格とほぼ同じ価格・・・。新品なのに中古価格と変わらない価格には驚きました。
今回は幸運なことにB&Hのセールにたまたま遭遇できたので国際送料を入れても激安価格で購入できました。
しっかりダンボールに梱包されて届きました。ピークデザインって黒い袋のまま送ってきたりしていたのですが、B&Hはより安全に届いて安心しました。
B&Hは税金関連を商品支払いと同時に事前支払いが可能
B&Hは商品購入の支払いの段階で、輸入にかかる税金を予め支払うことができます。この画面で言うと「Fast & Easy Pre-Pay」ですね。
今回のスリングの場合は「Duties & Taxes」の欄に「$18.11(約2,000円)」が想定される税金として表示されました。「いや今回は16,666円未満だし税金かからないでしょ」と思い、前払いはせず「自分で納税」できる左側の「I'll Handle Myself」を選びました。
結果的に今回は商品到着後に税金の請求はなかったので、事前支払いしていたら2,000円も余分に支払うことになっていたんですよね。
B&HでのDHL配送で関税、消費税がかかるとボッタクリ手数料を支払うはめになることを知る
B&Hが利用する配送業者はDHLのみで選べません。購入金額が16,666円を超えたり関税対象品目に該当する商品が通関を通る際はDHLが日本の通関で税金を代行して支払ってくれます。が、この「支払代行手数料」が最低1,100円と設定されており、ボッタクリだと有名らしいです。
仮に税金の支払額は800円なのにDHLに対して支払う「支払代行手数料」はそれを上回る1,100円ということがよくあることだそうで、いくらなんでも取り過ぎじゃないか!?とネットでは不満が爆発しています。ちなみに日本郵便なら200円だそうです。
今回はたまたま安い商品価格だったことと、商品種別がナイロン100%のバッグだったことで税金がかからなかったようです。(バッグは革製品なら課税対象)
課税されるのか無税なのかなどの商品種別は税関のサイトの「1204 主な商品の関税率の目安(カスタムスアンサー)」で確認できます。ちなみにこの一覧を見るとカメラ機材なども関税はかからないそうです。
ピークデザインは100%リサイクルナイロンを使用
幸運なことにピークデザインのバッグは100%リサイクルナイロンが使用されているので個人輸入の際の関税はかかりません。革の高級カメラバッグだと革製品として関税が掛かってしまうので支払いの際に驚くかもしれません。
B&Hで高額輸入になったときの税金の支払額に興味が湧いてきた
今回は1万円前後だったので税金はかかりませんでしたが、もしトータル5万円ほど購入したらどれくらい税金 + DHLの支払代行手数料がかかるのか、B&Hの決済画面で表示される事前支払い税額とどれほど差額が発生するのかも試してみたいと思います。
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