エブリデイメッセンジャー15を購入しました。18Lまで収納できるため、ドローンとやや大きめのカメラ、レンズ、GoProなどを余裕を持って収納できます。
私は毎月海外旅行でカメラを使うので、その際のカメラバッグ選びで重要視しているのは、
- 収納力
- 機動力
このふたつです。今まではエブリデイスリング10Lで機動力を確保し海外旅行へ軽快に飛んでいましたが、ドローンの良さを再確認し、またカメラサイズが当初よりも大きくなったこと、さらに望遠レンズも使いたくなってきたことで、機動力に加えてさらなる収納力を求めた結果、エブリデイメッセンジャー15Lに行き着いたのです。
エブリデイメッセンジャー15のスペック | |
---|---|
カラー | チャコール、アッシュ、タン |
容量 | 最小8L、最大18L |
外寸 | 43cm x 30cm x 18cm |
内寸 | 36.83cm x 29.21cm x 12.7cm |
重量 | 1.3kg |
付属品 | 内部仕切り2枚 |
価格 | $249.95 |
エブリデイメッセンジャー15のスペック
蓋をキッチリと閉じると8Lしか入りません。蓋を最大まで緩めると18Lまで入ります。が、ダサいし中身が蓋の横から溢れる可能性があるのでできるだけ閉じて使ったほうが良いです。ちなみに『エブリデイメッセンジャー15』という商品名なのに18リットルまで入るのは不思議ですよね。
ちなみにエブリデイメッセンジャー13は6-14Lの容量。蓋の閉じ具合を考えると12Lが限界だと思います。日本人体型的にはエブリデイメッセンジャー13のほうがフィットしそうですが、男なら体を鍛えてデカくすれば外国人のようにエブリデイメッセンジャー15でも似合います。
エブリデイメッセンジャー15に求めるもの
私の使用条件として、海外でカメラやレンズ、ドローンなどを収納し移動しながら撮影することです。
そのためバックを降ろさずレンズ交換がすぐできることは必須条件でした。これはエブリデイスリング10Lと同じですね。バッグ自体の向きを変えず、蓋を開くだけでそのままレンズが取り出しやすい位置にあるのが理想。
私のエブリデイメッセンジャー活用&収納例
私が海外で持ち歩いて撮影する機材がこちら。
ドローンを持ち込みできない国の場合はドローンがここからなくなります。けっこうたくさんありますよね。
すべてエブリデイメッセンジャー15に収納するとこうなります。
左にドローン一式とちょっとした外出時に使うフィールドポーチ。
真ん中にカメラ。下にはGoProとサングラス。
右側の下にパナライカ50-200mmレンズ、上にノクチクロン42.5mmレンズとバッテリー収納袋を配置。上に置くのは取り出しやすいようにです。
けっこうたくさん入りますよね。これで海外で写真と動画を撮っています。これくらいの装備であれば問題なくエブリデイメッセンジャーに入りますよ。もしカメラだけしか入れないのであれば空間が生まれて現地で買ったものなどを入れるスペースも確保できますね。
エブリデイメッセンジャー15の収納力
ではエブリデイメッセンジャー15の詳細をご紹介したいと思います。
メインカバーのフック構造
メインカバーのフック部分。ピークデザインの特徴ですよね。
フックをかける位置を調節して収納力が変化します。基本は一番下かその上のフックに引っ掛けてメインカバーを閉じます。マグネット式でフックに掛かる前にメインカバーの金具とカバン本体がピタッとくっついてロックされます。
メイン収納
かなり広々していてドローンのMavic Proを縦に入れてもこの余裕の広さと高さ。右の仕切りが上に固定してあるのは、下段に50-200mmのレンズを立てて、上段に42.5mmの単焦点ノクチクロンを入れるため、下のスペースにゆとりを持たせるためです。
フルサイズではないコンパクトなカメラやレンズを使っているとかなり広々使えますので、折り紙スタイルの間仕切りをうまく使って上下にセパレートして収納するのがエブリデイメッセンジャー15を上手に使うポイントです。
実はエブリデイメッセンジャーのサイズ感としては完全にフルサイズ用のボディやレンズを想定して作られているので収納スペースの厚みや高さは相当ゆとりがあると思ってもらって大丈夫です。
メインカバーにある横長収納
メインカバーの上側にはジップで閉じられる横長の収納があります。薄いものしか入れられませんが、何かと便利だと思います。ペンなどを入れておくと良いでしょう。
さらにここには三脚の脚を1本通す空洞があり、エブリデイメッセンジャー付属のゴムで脚3本を閉じて三脚も持ち運ぶことができます。
私はこれがかっこいいとは思えないのと荷物が多くなりすぎるので三脚は海外へ持っていかないようにしています。
パスポート用のスペース
メイン収納の上部に薄い収納スペースがあります。マジックを入れてもこの深さとマチです。
パスポートを入れるとぴったりのサイズ。ピークデザインは海外へ行く人に最適化された収納ポケットをジャストサイズで作り込んでいるところが好きです。
そしてボーディングパスもこのようにピッタリ入ります。この写真はわかりやすいようにはみ出すようにしていますが、奥まですっぽり入ります。
私は海外旅行に行くときはパスポートとボーディングパスをここに入れています。ここはかなり便利だと思いますよ。
メインカバーを固定したまま開けられるジッパー
横一直線にジッパーを開くだけでメイン収納へアクセスできます。これが私がエブリデイメッセンジャー購入を決めたポイントです。1秒でオープンし、レンズを取り出せるアクセスの良さは素晴らしいと思います。
レンズ交換が多いのでこれがあるのとないのでは大違い。もしフックを開けるしか選択肢がなければエブリデイメッセンジャーは買いませんでした。それほど使い勝手が良いです。
ちなみにパスポートポケットもここから取り出せる位置にあるので便利です。
ここからカメラを取り出す使用例がありますが、ジップは横一直線なのでカメラを出し入れするにはちょっと狭いかも。レンズがギリギリって感じですね。
折り紙スタイルの間仕切りは2枚
エブリデイメッセンジャーバージョン1のときは3枚の間仕切りがありましたが、商品リニューアルしたバージョン2は間仕切りが2枚になってしまいました。
折って仕切りを調整することでバッグ内部を細かく仕切ることができます。
PC収納
15インチのノートパソコンを背面部に収納することができます。2つにセパレートされていて、小さめのタブレットとノートを分けて収納することができます。
そしてあまり知られていない隠し収納。タブレット収納部分には左側に小さく区切られたペン収納があります。
ここはボールペンなどよりも、タブレットなどで使うためのペン収納として使うべきなのでしょうか。面白いですね。
サブ収納
メイン収納とは別に、ジップで完全に閉じられるサブ収納があります。
パカっと広くことが出来て、視認性は抜群です。
伸縮性のある生地で4のポケットがあります。これらは使用済みバッテリーと未使用バッテリー、同様に使用済みSDカードと未使用SDカードなどを分けて入れておくのにも便利です。
それでは実際に私が海外旅行に行く際にサブ収納に収納しているものをご紹介します。これがとにかく使いやすい!
まず蓋の4つのポケットは左から予備のSDカードが何枚か入れてあります。2番目が予備バッテリーとUSBケーブル、3番目がプライオリティパスやキャッシング用カード、各地域の公共交通プリペイドカードをまとめてあります。4番目には何も入れていません。
そして内側のポケットのゴム部分左側はNDフィルター2枚、右側のゴムポケットにはカメラ用バッテリー2個とGoPro用バッテリー2個が横並びで入っています。
生地ポケット左側には現地通貨が数カ国分まとめて入っています。生地ポケット右側はボールペンが入っています。
このサブポケット、方からメッセンジャーバッグを掛けたままジップを開くと、モバイルバッテリーの重みで自動でこの状態に広き、開いたままになるので中身を取り出しやすいんです。実際使ってみて便利だなと。
両サイドのキャプチャー固定ベルト
エブリデイメッセンジャーの横には斜めにベルトがついていて、ここにキャプチャーを固定できるようになっています。
また、ペットボトルホルダーも両サイドについていますので、ここがエブリデイスリングとは違う部分で、とても良いところだと思います。私は海外ではペットボトル1本と、折りたたみ傘を差し込んでいます。両サイドにポケットがあるのでこのように常に折りたたみ傘を入れておけるのは良いと思います。
背面にスーツケースのハンドルにかけられるカバー
バージョン2になり、エブリデイメッセンジャーの背面にはスーツケースのハンドル部分に通すためのカバーがつきました。
これはとても便利です。特に帰国時は疲労が溜まっていて空港までここに通して運ぶことが多く、体への負担が軽減されます。
初期バージョンでこれがなかったのはかなり痛いと思います。
⇒エブリデイメッセンジャーのピークデザイン公式ページはこちら
Tweet
シェアしていただけると嬉しいです