ピークデザインのフィールドポーチを、撮影用機材を最小限にまとめて入れて出掛けるためのサブポーチとして使い始めました。
ポイントは物を詰め込まない小さいポーチとして使うことです。
→フィールドポーチの購入はピークデザイン公式サイトがベスト
フィールドポーチのスペック
ぺたんこの状態だと薄いですが、荷物を入れた状態だとこのような形で自立できます。
サイズ(最小) | 26 cm x 14 cm x 1 cm |
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サイズ(最大) | 26 cm x 20 cm x 13 cm |
容量 | 最大3L |
重量 | 155g |
価格 | $39.95 |
フィールドポーチに入れるもの
これが実際にフィールドポーチに荷物を入れたあとの写真です。
最低限写真と動画が撮影できる機材がフィールドポーチ内に収まっています。これは海外でちょっと外出する際に最強だと思います。
- G9 PRO用の交換レンズ1本
- G9 PRO用のバッテリー
- GoPro HERO7
- GoPro HERO7用のバッテリー
- NDフィルター2枚
- パスポート、カード類
- 現地通貨、現地交通機関カード
- その他
フィールドポーチ購入の目的
私がピークデザイン製品を使うのは基本的に海外旅行のときだけです。その点を踏まえると、私のフィールとポーチの使い方は明確になってきました。
- ホテルにメインバッグを置いてカメラと周辺機器だけを持って出掛けるときに使う
- 可能な限り小さく軽いポーチで済ませる
- 写真、動画を撮影するときに必要なものは入れておけること
例えば、エブリデイスリング10Lを持って出るにはかさばるな、と思うことが多々あったんですね。スーパーなどへちょっとした買い出しに行く、ホテルの朝食を食べに行く、というときはカメラを持って出るだけなので、フィールドポーチのような軽量ポーチがあるととても便利になるんです。
フィールドポーチの詳細レビュー
生地素材
生地素材はカラーをエブリデイスリングやエブリデイバックパックと同じアッシュグレーにしました。個人的にこの色があるからピークデザインの商品を買っているようなもので・・・。清潔感のある色で、しかもサラサラした手触りが良いです。表面は防水生地ではありませんが、ある程度撥水はしてくれます。
生地は厚みがあり、ペラペラではありません。かなりしっかりした生地厚です。レンズが入った状態で落下は当然危険ではありますが、軽い衝撃程度であれば守ってくれそうな厚みがあります。アッシュの色合いと軽そうな見た目でペラペラ感がありますが、持ってみるとその先入観は確実に覆されます。
底面
フィールドポーチの底面はラバー皮革というのでしょうか。荷物を入れると平面になって自立できるほど硬さがある素材です。フィールドポーチを置く場所が多少濡れていても水が染み込むことはありません。
内部ポケット
フィールドポーチ内は主に半々に分けられたポケットが5つ配置されています。
ゴム生地ポケット 2つ
伸縮性のあるゴム生地のポケットが2つ。ここは普通バッテリーやミラーレス用小型レンズなどを入れることができ、フィールドポーチの中でゴロゴロと動かないよう固定するためのポケットです。
通常ポケット 2つ
伸縮性がないポケット。マチはこれだけあります。何でも入ると思ってOKです。しかしこのポケットにモノを詰めすぎると、ゴム生地ポケット部分を圧迫してレンズなど厚みのあるものが入らなくなります。なのでここには予備バッテリーなどは入れず、薄手のカード類を入れるのがベストでしょう。
ジッパーポケット 1つ
さらにジッパーポケットもあります。ジッパー部分が隠れているのでここにポケットがあるのかわからない人もいるようです。ここには飛行機のボーディングパスやパスポートなど貴重品、ペン等を入れておくのに使っています。パスポートやペンは何かない限り旅行中に出しません。空港のチェックインや機内で税関申告書の記入の際くらい。だからここにまとめて入れておくとわかりやすく使いやすいのです。
キャプチャー固定は使い物にならない
フィールドポーチについているキャプチャーの受け部分固定生地。ここにキャプチャーの受け部分をつけておけば、カメラをワンタッチで着脱できる便利な部分・・・ではありますが、カメラとレンズで1kg近くになるとフィールドポーチとカメラの重量バランスが悪いし、歩いていたらカメラをどこかにぶつけそうなので個人的には使用していません。
キャプチャーを使うならフィールドポーチと併用して使うメインバッグのエブリデイバックパックに付けたほうが安全です。
一時的に両手を自由に使いたいときにここにカメラをつける程度なら問題ないと思いますが、普段使用にはちょっと厳しいんじゃないかなと。
ベルトを通す部分とアンカーを通す部分
フィールドポーチ背面にはベルトを通す部分と、両サイドにピークデザインのアンカーを固定するための穴が空いています。ベルト固定はとても便利ですが、ちょっとオタクっぽくなるので私は使っていません。また空港セキュリティチェックの際に取り外すのも面倒なんですよね。
なので私はピークデザインのショルダーストラップ、リーシュをあわせて購入し、ショルダーバッグとしてフィールドポーチを使用しています。
マジックテープの開閉
フィールドポーチはマジックテープでカバーを固定します。
実はこれがウルサイんじゃないか、いちいちベリッと剥がすのが面倒なんじゃないかと思っていました。というのも、私のメインの使用用途はレンズポーチとしてのミニバッグだからです。レンズ交換のたびにベリッとマジックテープを剥がすのは・・・。
実際使ってみると、中に荷物が入っていると片手で簡単にはがせるし音はそこまで気になりません。
このように自在にポーチの高さを変えられるようになっているので、拡張性の高さを考えるとマジックテープは必然だったのかもしれません。マジックテープはマグネットなどを使うよりも軽量で済むので、フィールドポーチとしてはこれが最適解だったのでしょう。
→フィールドポーチの購入はピークデザイン公式サイトがベスト
ピークデザイン・リーシュ(ストラップ)について
私はアッシュカラーでエブリデイスリング、エブリデイバックパック、そしてリーシュとセットで使うフィールドポーチを揃えているので、ストラップもシルバーで統一しました。同じピークデザインだからこそのコーディネート。良いですね。
リーシュのスペック
サイズ(最短) | 1450 mm |
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サイズ(最長) | 830 mm |
幅 | 19 mm |
重量 | 86g |
耐荷重量 | 90kg |
価格 | $39.95 |
リーシュはピークデザインが販売するカメラストラップ、バッグストラップのなかのひとつで、最も細く軽く、コンパクトな商品です。
価格もストラップシリーズの中では最も安い$39.95です。最も太いSLIDEは$64.95、中間の太さのSLIDE LIGHTは$49.95もします。今回購入したLEASHは$39.95です。フィールドポートが$39.95なので、これとセットで買って80ドルほど。けっこう良い値段しますよね。太いSLIDEなどにするともっと高くなってしまいます。
ちなみに耐荷重量は最も太いSLIDEもLEASHも同じ90kgです。ストラップが太いか細いかで、肩に下げたときの負荷が分散できるか一点集中するかの違いが体感する部分だと思います。
私は大きな荷物にならないフィールドポーチなので安くてコンパクトなリーシュを選びました。
ストラップが細いリーシュを選ぶ理由
最初はSLIDE LIGHTを買うつもりでしたが、ストラップが太くてフィールドポーチを持って肩にかけて出掛けるときに野暮ったくないか、と思ったからです。フィールドポーチを持ってでかけるときは、サッと軽快に出かけたいんですよね。
そのため指でヒョイっと引っ掛けるようにして持って出かけられるリーシュの細さが大きなメリットになると思えてならなかったのです。
エブリデイスリングですら、よっこいしょ、と持って肩にかけて出掛けていたので、これをもっともっと軽量化していきたくてリーシュを選び、結果的に大満足です。
もう一本ストラップを買う可能性を考慮
今回はフィールドポーチにつけるためのストラップとして購入しました。カメラは手持ちでストラップがついていません。なので、将来的にもう一本ピークデザインの何かしらのストラップを購入する可能性があるなと思いました。
もし使うなら同じストラップのほうが見た目にも統一感が出て良いと思ったのと、リーシュは丸めるととても小さくなってフィールドポーチに入れてもポケットに入れても邪魔になりません。2本目追加の可能性を考えてもコンパクトなリーシュは良いなと思いました。
細いリーシュ、肩への食い込みは?
最も懸念していたことが細いストラップなので肩へどれだけ食い込んでくるか、ということです。
実際は425gのレンズ・ノクチクロンか、335gの12mmのレンズ・パナライカのどちらかが最も重く、それ以外はカード類ばかりなので、フィールドポーチを含めたトータルの重量は1kgに満たない程度。これくらいだと特に肩への食い込みは気になりません。
さすがにフィールドポーチにキャプチャーをつけてカメラを接続したら無理がありますよ。恐らくリーシュでなくてSLIDEだったとしても負荷がかなりのものになると思います。だからキャプチャーの接続は現実的ではないんですよね。
私のフィールドポーチの使い方がかなりライトなので、もっとたくさんものを詰め込む方はリーシュだとちょっと大変かな?
→リーシュの購入はピークデザイン公式サイトがベスト
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