SDカードをWindowsのフォーマットを利用してフォーマットをかけたところ、64GBのSDカードが32GB分に半減してしまい、何度フォーマットしても容量が減ったままだったので調べたところ、SDカードはWindowsのフォーマットをしてはいけないそうで・・・。
SDメモリカードフォーマッターでフォーマットする
SDカードにはメモリカード規格を策定する規格団体、SDアソシエーションという団体があり、そこが提供する『SDメモリカードフォーマッター』を使用してフォーマットすることを推奨しています。
そしてSDアソシエーションはOSでフォーマットすることを推奨していません。
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter/
SDメモリカードフォーマッターはこちらからダウンロードできます。
実際にSDメモリカードフォーマッターでフォーマットし直したら64GB分の容量に戻りました。
SDカードの表示容量と実際の容量の差
64GB分のSDカードをフォーマットすると、Windows上では約60GBと表示されました。4GBも不足しているのですが、この実際の容量との差はどれくらいあるのか調べてみました。
OSでは1KBを1024バイトとしていることから、24バイトずつ表示誤差が生じてしまいます。どのように誤差が出ているかは計算式があるそうなのでこちらでご紹介します。
商品容量 ÷ 1024 ÷ 1024 ÷ 1024 = 実際の容量
32GBのSDカードの場合なら29.8GB、64GBのSDカードのなら59.6GB程度のようですね。
また、保存領域というものを設定しているSDカードのメーカーもあるそうで、その場合はこの計算式よりも少ない容量で表示されることもあります。基本的には5%前後足りないことが多いようでで、10%足りない場合はやや少なめ、20%も少ないなら不良品と判断して良いようです。
私がSDメモリカードフォーマッターでフォーマットしたあとは60GBあったので正常値だと思います。
しかしOSのフォーマットをしてはいけないとは思いませんでした。SDカードをフォーマットして容量が減った方はSDメモリカードフォーマッターをダウンロードしてフォーマットし直してみてください。
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